ジェニファー・ローレンス
すべての雲の裏地には太陽が隠れている「Silver Linings playbook」
邦題は「世界にひとつのプレイブック」だったかな?
ブラッドリー・クーパーとロバート・デニーロらが共演者。
ジェニファー・ローレンスは本作でアカデミー主演女優賞に輝きました。
英語のことわざに、
Every cloud has a Silver Lining.
というものがあります。
すべての雲は銀の裏地を持っている
↓
すべての雲の後ろには太陽が隠れている
↓
何事にも暗い面もあれば明るい面もある
↓
哀しみの後ろには喜びが隠れている
↓
明けない夜はない
という意味です。
「Silver Linings playbook」というタイトルは、
このことわざをPlaybook(フットボールの戦略ノートとか、脚本という意味)と組み合わせ、
さらに、Silver Linings と複数形にした題名なんですね。
私なりに和訳すると、
「総ての悲しみを喜びに変える計画ノート」
邦題をつけるなら、
「幸せをとり戻すための作戦ノート」
「雲に隠れた喜びに気づく方法」
「哀しみを2倍の喜びに変える計画」
なんて、どうでしょうか^^
まさにコロナに苦しんでいる今こそ勇気づけてくれる言葉であり、映画ですね☆
チャップリンなら「Tomorrow the birds will sing.(明日になれば小鳥も歌うよ)」となぐさめてくれるでしょう。
2020年の紅白歌合戦では松田聖子が「瑠璃色の地球」で<夜明けの来ない夜は無いさ>と歌っていました♪
「世界にひとつのプレイブック(原題:Silver Linings playbook)」
心が動けなくなっている時ほど、実は、もがく必要があると気づかせてくれる映画ですよ。
あ、監督は「ハッカビーズ」や「アメリカン・ハッスル」「世界にひとつのロマンティック」のデヴィッド・O・ラッセルです。