サンドラ・ブロック
久々の気持ちよいエール映画☆「しあわせの隠れ場所」
先日、去年2010年の頭に受賞式が行われたアカデミー賞(つまり2009年内に上映された映画が審査対象)で、サンドラ・ブロックが主演女優賞を受賞した
「しあわせの隠れ場所」
という映画を観ました。
感想からいうと僕的になかなか好感の持てる映画でした。
<善意の強さ>という素晴らしさに触れることができて、希望をもらえるエール映画です☆
サンドラ・ブロックはこの映画でアカデミー主演女優賞に加え、ゴールデングローブ賞のドラマ部門の主演女優賞も受賞しています。すごいですね。
監督はジョン・リー・ハンコックという人で「パーフェクト・ワールド」という、これまたすごく面白いクリント・イーストウッド監督・主演、さらにケヴィン・コスナー共演の映画で脚本を担当していたりもしている人です。
「幸せの隠れ場所」は、2009年公開の映画で、興行的にも大成功しています。
興行収入は、なんと2億ドルを越えているそうです。
他のキャストについては、個人的にはあまり知らない俳優・女優ばかりだったのですが、キャシー・ベイツも家庭教師役で出演していましたね♪
ちなみに、この映画の原作の物語は実話だそうです。しかもつい最近の話で現在はプロ2年目(だったかな?)のアメリカンフットボール選手の話なんですね。
実話だとしたら、この選手の生き方にも感動しますが、同時にサンドラ・ブロックが演じた女性とその夫に対しても素晴らしい!と拍手を贈りたくなります。
結構好きです。観ていて気持ちが良い映画でした。
ちなみに、この映画の背景として知っておくとより理解が深まる知識として、アメリカンフットボールにはサッカーでいうフォワード、野球でいう4番ピッチャーのような花形スターポジションの選手がいます。
それをクオーターバックと呼んでいるようですが、このクオーターバック(QB)がボールを投げる際に生まれてしまう、聞き手の反対側の背中の死角があるのですが、そこからある伝説的な選手ローレンス・テイラーから猛烈なタックルを受けて再起不能になる程の大怪我をしてしまったという事件があったそうです。
そこで、その死角から相手にタックルされないようQBを守るためのポジション(オフェンシング・タックル)OTの選手も注目を受けるようになったみたいです。このしあわせの隠れ場所の主人公、マイケル・オアーはこのOTのポジションです。彼は知能指数を図るための心理テストを受験した際、保護能力がずば抜けて高いということがわかっていました。まさに守るということが得意な選手なんですね。映画中のセリフでサンドラ・ブロックがThank You ローレンス・テイラーと言う場面があるのですが、これはローレンステイラーが事件をおしてくれたおかげでOTもスター格の選手として活躍できるようスポットがあたったという皮肉な歴史があったからこその言葉ということになります。
原題の「The Blind Side」も、このアメフトにおける死角盲点という意味があると思われます。ただ、もしかすると、他の意味も含んでいるかもしれませんね。
例えば、今回、サンドラ・ブロックが演じた白人の富裕層の女性は今まですぐ近くにありながら比較的貧困層が暮らす通りには足を踏み入れたことがなかったという意味で死角だったという意味や、マイケル・オアーの人生がこんなふうに劇的にかわること自体が死角だったという意味や、マイケルが見ない様にして関わりを持つ事を避けて染まらずにすんだ悪の環境のことかもしれませんし、はたまた知能指数は低くとも、保護能力はずば抜けて高かったというオアーの意外な才能のことかもしれません。
考え出したらキリがないですが、普段は見えていないようなことが意外と人生を大きく左右する、という意味がおそらく含まれた原題のように感じました。
邦題の「しあわせの隠れ場所」というのも僕的にはなるほどな〜とちょっと関心しましたが、なぜ「幸せ」を「しあわせ」とひらくのかは謎です(笑)選挙じゃないんだから。。。
それにしても、お金があるということは誰かの人生を救うこともできるということなんですね☆素晴らしい〜♪
「しあわせの隠れ場所」オススメです。
予告編はこちらのAPPLEのページから観れます。(英語版)
「あなたが寝てる間に」 ジョン・タートルトーブ監督はやっぱり♪
ここ最近DVDをレンタルして観た映画の中で
ようやく素晴らしい映画2本に出逢えました♪
日本の新作映画と、1995年のアメリカ映画です。
今日はまず1995年のアメリカ映画をご紹介します。
「あなたが寝てる間に(WHILE YOU WERE SLEEPING)」
監督は、
「ナショナルトレジャー」シリーズや、
「キッド」、「フェノミナン」などで有名な
僕も大好きなジョン・タートルトーブさんです☆
主演はサンドラ・ブロック。
ジョン・タートルトーブ監督の名前は、
映画好きでなければ、一般の日本人には
まだあまりなじみのない名前かも知れません。
ですが、タートルトーブ監督の作品には
どれもあたたかい人間愛や遊び心、
センス、友情、そして智恵が詰まっています。
キッドやナショナルトレジャーをご覧になったことがある方は
比較的容易にうなずけることでしょう(笑)
今回の映画「あなたが寝てる間に」も、
大笑いさせてもらいながら、いつの間にか物語の中に自分を
投影しながら、最後はあたたかい気持ちになれるという、
すごく良い映画でした。
観ていて、こんなにも家族愛があたたかいもので、
人と人の縁というものの不思議さや奇跡的な出会いに
ただただ、感謝の念が湧いてきました。
心から喜びを分かち合える人がそばにいるということこそが
一番のシアワセなんじゃないかな〜なんて思えてくる作品です。
袖振り合うも他生の縁という言葉がありますが、まさに
思わずすべての知り合いやご近所さんを愛してみたくなるほど
人恋しくなること間違いなしのスーパー・エール映画です(^-^)
ジョン・タートルトーブ監督の作品は本当に素晴らしいなぁ〜♪
センスも描かれている雰囲気もテーマも音楽もすべてが
大好きです。
まだご覧になってない方は、ぜひ、観てみてください。
「あなたが寝てる間に(WHILE YOU WERE SLEEPING)」
おすすめです!
ジョン・タートルトーブ監督の全作品はこちら
※789junのホームページ
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