名画「地上最大のショウ」ジェイムズ・スチュワートの出演方法が斬新すぎる
僕の大好きな俳優ジェイムズ・スチュワートがちょっと変わった形で出演していいます。
ネタバレになりますが、初めから終わりまでピエロの姿とメイクのままです!
素顔の写真だけが1度登場します。すでに大スターとして認知されていたのにスゴすぎる(笑)
まあ、物語の鍵となる重要な役柄なので、目立ってはいましたが☆なかなか面白い演出です。
主演は映画「猿の惑星」「ベン・ハー」のチャールトン・ヘストンと、「アニーよ銃をとれ」のベティ・ハットン、そして恋敵に「楽聖ショパン」のコーネル・ワイルドです。
監督は映画「十誡」や「クレオパトラ 」で有名なセシル・B・デミル。
意外にも本作「地上最大のショウ」が唯一アカデミー作品賞を受賞した作品です。自身はアカデミー名誉賞を受賞しています。
チャールトン・ヘストンがサーカスの座長役なのですが、なかなかイケメンで驚きました。
チャールトン・ヘストンは、同じくセシル・B・デミル監督の映画「十戒」でもモーセ役で主演しています。
そして、恋のお相手役のベティ・ハットンは、健康美で綺麗な女優さんなのですが、Wikipediaに書いてあることが怖すぎです(汗)
ミュージカル・スターとなった後、大物女優から妨害行為を受けたと書いてあったり、約10年間も消息不明で、発見された時には教会で家政婦として掃除をしながら貧困生活を送っていたとか、波乱万丈すぎる人生を送ってますね。
その後、ミュージカルで助演女優としてブロードウェイに出演するまでに復活とあったのが、せめてもの救いです。いったい何があったのか・・・。
あと、もう1人ドロシー・ラムーアという女優さんも出演していますが、個人的にはドロシー・ラムーアの方が好きでした(笑)
ドロシー・ラムーアは、ビング・クロスビー、ボブ・ホープのコンビが主演の映画「○○珍道中」シリーズに出演しています。
そうそう、サーカスのお客さんとして、コメディアンのボブ・ホープと、歌手で俳優のビング・クロスビーがカメオ出演していますが、そんなつながりがあったのですね〜!
それとグロリア・グレアムというオスカー女優さんも出演してますね。
この女優さんは、私の大好きな、そして本作にも出演しているジェームズ・スチュワート主演の不朽の名作「素晴らしき哉、人生!」にもヴァイオレット役として出演していました。いわゆる町で注目の的だった金髪美女役を演じたあの女優さんですよ。
本作「地上最大のショウ」の内容の感想としては、ジェームズ・スチュワートの役回りがとにかく魅力的でした。
彼にまつわる話はたしかに良かったのですが、恋愛の方の筋書きは正直「マジか・・・」の連続でした(笑)ヒロインがあっちの男性とくっついたり、戻ってきたりと、いそがしすぎて最後は誰と結ばれたか覚えてないくらいです(汗)
サーカスという大見世物のドキュメンタリー的から見たら楽しめるかもしれません。スケールの大きな映画ではありました。
「地上最大のショウ」を観て、あなたなら、どんな感想を持ちますか?