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名画「わが谷は緑なりき」は豪華キャスト勢ぞろいのオスカー受賞作品

映画「わが谷は緑なりき」(原題:How Green Was My Valley)を見ました♪

1941年の古典名画で、第14回アカデミー賞 作品賞と監督賞、助演男優賞などを受賞した作品です!

そのほか撮影賞、美術賞、室内装置賞も受賞しています。

監督は映画「男の敵」や「怒りの葡萄」、そして「静かなる男」と本作の4作でアカデミー監督賞を4度も受賞しているジョン・フォードです。

Wikipediaによると4回の監督賞受賞というのは史上最多だそうです。


アメリカ映画なんですが、舞台は18世紀末のイギリスはウェールズというところ。炭坑町で働く大家族の物語ですね。リチャード・レウェリンという英作家の同題小説が原作です。




そして、出演キャストなのですが、これまたスゴイ俳優・女優たちが勢ぞろいしてるんですよー!

まずは就学前の末っ子を演じていたのは、イギリス生まれの俳優ロディ・マクドウォールです。

ロディ・マクドウォールは、映画「猿の惑星」(1968)シリーズで猿の側の主演を演じました(笑)人間の側はチャールトン・ヘストンですね。

その他、映画「史上最大の作戦」、「クレオパトラ」、「フライトナイト」などに出演。

そして、海外ドラマ「刑事コロンボ」の「死の方程式」というエピソードでは犯人役を演じています!

この犯人役が、ものすごく、お調子者の役だったので映画「わが谷は緑なりき」を見たあとに見ると、なんともギャップがすごい(笑)↓



本作ではないですが、別々の作品に対してエミー賞とトニー賞で助演男優賞を受賞しています。


そして、お父さん役を演じていたのは、ドナルド・クリスプというイギリス俳優。

本作でアカデミー賞 助演男優賞に輝きました。

このお父さんの生き様や息子達にかける言葉、器の大きさにどれだけ勇気づけられたか!本作の屋台柱的存在です。



個人的には、末っ子が学校でいじめっ子にケガをさせられて帰ってきた際に呼びつける場面が好きです。お父さんは治療中の末っ子に向かってこう言うんですね。

「今度またケンカして鼻を殴られたら小遣いをやる!頭をぶたれたら、さらに小遣いをやる!ケガした分だけ小遣いをやる!」

というように、立ち向かい続けることを奨励するところが大好きです。もちろん心配するお母さんにこの後、ケガしたらどうするの!と怒鳴られますが(笑)


さてドナルド・クリスプは、なんとD・W・グリフィス監督と友人で一緒にハリウッドへきて彼の助手もやっていたとか。監督業もやっていたんですね。

D・W・グリフィスを知らない人のために簡単に説明しておくと、「映画の父」と言われる映画史初期に長編映画を広めた人ですね。モンタージュとかカットバックとかクローズアップなどの手法を広めたのはこの人ですよ〜。

また、アメリカの恋人と呼ばれたドル箱女優メアリー・ピックフォードを見出したのもD・W・グリフィス。長編映画「國民の創生」や「イントレランス」で有名ですが、後にチャップリンらと一緒にユナイテッド・アーティスツという映画会社を設立したことでも有名ですね。

現存している製作会社で一時期トム・クルーズが経営にかかわってたりもしました。

さて、話をドナルド・クリスプに戻すと、そんなグリフィス監督の「國民の創生」や「散り行く花」にも出演。

その後、映画「戦艦バウンティ号の叛乱」、「ゾラの生涯」などに出演しているんですね!

本作とあわせて3作ともアカデミー賞 作品賞受賞映画です!!

さらに映画「黒蘭の女」や「ジキル博士とハイド氏」にも出演と後世の映画人に多大な影響を与えた人です。


そして3人目のキャストとして紹介したいのは、ジョン・フォード監督映画の常連ヒロイン、モーリン・オハラというアイルランド出身の女優です。

本作では長女役を演じていますが、いや〜めちゃくちゃ綺麗だったなぁ☆



うらやましいことに2014年にアカデミー名誉賞を受賞された際、一緒に受賞されたのがジブリの宮崎駿監督ですよ!

実際にモーリン・オハラに会えるなんてスゴイ♪ちなみにアカデミー名誉賞を受賞された日本人は宮崎駿監督の他には1人しかいません。黒澤 明 監督です。

モーリン・オハラは本作以外にも、映画「三十四丁目の奇蹟」や「静かなる男」、「荒野のガンマン」、そして後にリンジー・ローハン主演、ナンシー・マイヤー監督でリメイクされた映画「罠にかかったパパとママ」や、「100万ドルの血斗」などに出演した女優さんです。


そんなモーリン・オハラ演じるアンハード(長女)と心ひそかに惹かれ合う牧師役を本作で演じた俳優さんが、ウォルター・ピジョンです。

ウォルター・ピジョンは、なんと本作「わが谷は緑なりき」(1941)の翌年に公開され、アカデミー作品賞に輝いた映画「ミニヴァー夫人」では主演を務めています。

ちなみに、その後、映画「キュリー夫人」、そして「パーキントン夫人」と、夫人シリーズに主演。

その相手役(妻役)であり主人公を演じた女優は3作とも同じ女優でグリア・ガースンです(笑)

予断ですが、映画「塵に咲く花」や「奥様武勇伝」、「フォーサイト家の女」もグリア・ガースンとウォルター・ピジョン主演だった!ので、少なくとも6回は主演共演しています(笑)


さて、「わが谷は緑なりき」のキャストを、さらにあと2人紹介しておきましょう。兄嫁として違う村から嫁いできた娘役を演じた女優アンナ・リーです。

この女優さんは、映画「サウンド・オブ・ミュージック」や「何がジェーンに起ったか?」、TVドラマ「ジェネラル・ホスピタル」にも77エピソード出演しました。

余談ですが、アンナ・リーは父親が牧師で兄は高級官僚という家庭に生まれ、推理小説「シャーロックホームズ」の生みの親であるアーサー・コナン・ドイルが名づけ親であり、ドイルの娘とは一生を通じて友人関係にあったそうです。


最後にもう1人、本作では酔っ払い役として登場した俳優バリー・フィッツジェラルドもご紹介しておきます。

バリー・フィッツジェラルドは、映画「我が道を往く」でアカデミー助演男優賞を受賞した俳優ですね。ただし、後年、なんと自宅でゴルフの練習中にオスカー像を割ってしまったそうです(笑)


豪華キャストすぎて、長くなってしまいましたが「わが谷は緑なりき」は、最高にエールをもらえる人生のチアリーダーみたいな作品です。

私は、この映画に『真心を持った人たちや、正直に生きる善良な人達が、悪意や欺瞞や不運にどうか負けることがないように!』という強い願いが込められていると感じました。

あなたなら、どんな感想を持ちますか?





録画すれば退会後も見れるから結局、動画配信よりお得!


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