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皆さんは、映画「英国王のスピーチ」(2010:原題:The King's Speech)をご覧になったことはありますか?

第83回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞の計4部門を受賞した映画です。

不思議な映画でした。つまらなくはないのですが、スゴく面白いかと言われると、そうでもないという(笑)

ただ、主演3人、コリン・ファースと、ジェフリー・ラッシュ、そしてヘレナ・ボナム=カーターが全員、素晴らしい演技力でしたので、ついつい最後まで観ちゃってたという意味では退屈はしませんでした。

いい映画なのですが、個人的には、アカデミー賞作品賞に輝くほどの作品だったかと言われれば、いくぶん疑問は残りましたね(汗)



監督は、トム・フーパー

トム・フーパーは、イギリスの映画監督で、本作でアカデミー監督賞を受賞しました!

オックスフォード大学を卒業した秀才です。1972年生まれですから、本作「英国王のスピーチ」(2010)でアカデミー賞に輝いた時は、まだ弱冠38歳頃ということになりますね!若い!

代表作としては、英TVドラマ「エリザベス1世 〜愛と陰謀の王宮〜」でプライム・エミー賞監督賞を獲得したほか、ヒュー・ジャックマンやアン・ハサウェイが主演した2012年の映画「レ・ミゼラブル」なども監督しています。

ちなみに、この「レ・ミゼラブル」には本作にも出演したヘレナ・ボナム=カーターが再び出演しました。


主演は、コリン・ファース

コリン・ファースは、イギリスの俳優で、本作「英国王のスピーチ」でアカデミー主演男優賞を受賞しました!

お父さんは歴史学の教授で、お母さんは宗教学の講師だそうです。

大学で演技を学び、舞台、映画界へと進出していきました。

1995年にBBC放送のTVドラマ「高慢と偏見」に主演し、一躍人気スターとなりました。

日本では、コリン・ファースと言えば、レネー・ゼルウィガー主演の映画「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズに出演している俳優として有名ですかね。

さらに映画「ラブ・アクチュアリー」や「マンマ・ミーア!」、そして最近では映画「キングスマン」シリーズでも人気ですね!

また、2009年にはファッション・デザイナーでもあるトム・フォード監督の映画「シングルマン」に出演し、高い評価を受けています。

37歳の年に、イタリア人映画プロデューサーの女性と結婚したのですが、20年以上連れそった後、離婚しています。

二人の間には2人の子供が誕生しており、さらに結婚前の1995年、結婚はしませんでしたが、アメリカ人女優メグ・ティリーとの間に1子が誕生しています。




奥さん役には、ヘレナ・ボナム=カーター

ヘレナ・ボナム=カーターは、イギリスの女優です。

父親は銀行の頭取で、母親は心理療法士という家庭に育ち、兄が2人います。

なんと、ひいおじいさんが、イギリス首相ハーバート・ヘンリー・アスキスにあたります!

そして、あの名門ケンブリッジ大学に合格はしたんですが、女優の道を選択し入学は辞退したのだとか。頭いいんですね〜!

代表作としては、映画「ハワーズ・エンド」、「鳩の翼」、「ハリー・ポッター」シリーズでベラトリックス・レストレンジ役、そして「スウィーニー・トッド」などが有名ですね。

さらに、映画「ファイト・クラブ」「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」「ダーク・シャドウ」「レ・ミゼラブル」「オーシャンズ8」などなど、話題作に数多く出演しています。

私生活ではイギリスの俳優ケネス・ブラナーと交際していた時期があります。

また、2003年には映画監督ティム・バートンとの間に男児を出産。2007年には女児を出産するも、2人は正式に結婚はせず、パートナーとして交際。しかし、2014年に破局してしまいました。




そして、名優ジェフリー・ラッシュ!

本作でキーパーソンとなる担当医を演じたジェフリー・ラッシュは、オーストラリア出身の俳優です。

1996年の映画「シャイン」に主演して、アカデミー主演男優賞を受賞しました!オーストラリア人としては、初の快挙だったそうです!

ロンドンで演劇を学び、パリではパントマイムを学んだとのこと。その後、オーストラリアに帰国して舞台や映画に出演します。

またアカデミー賞の他、米テレビ映画「ライフ・イズ・コメディ!」(2004)でエミー賞主演男優賞を受賞。さらに、舞台「瀕死の王」でトニー賞主演男優賞しています。

オスカー、エミー、トニーを受賞している俳優なので、いわゆるTriple Crown of Actingの一員です。

ちなみに、上記3賞に加えてグラミー賞まで加わると、EGOT(emmy grammy oscar tony)と呼ばれます。オードリー・ヘプバーンや、ウーピー・ゴールドバーグが達成しています。

そのほか、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズや、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の映画「鑑定士と顔のない依頼人」、スピルバーグ監督の映画「ミュンヘン」、そしてアカデミー賞作品賞に輝いた映画「恋におちたシェイクスピア」などへの出演でも有名ですね。

↓「シャイン」でオスカーに輝いた際のスピーチ




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皆さんは、映画「我が道を往く」(1944:原題:Going My Way)をご覧になったことはありますか?

第17回アカデミー賞でなんと7部門も受賞しました!

アカデミー作品賞、監督賞、脚色賞、主演男優賞、助演男優賞、原案賞、歌曲賞に輝いた作品です。

ビング・クロスビーが主演なのですが、彼の歌う主題歌の「Swinging on a Star(星にスイング)」も大ヒットしました♪

すごいのは、原作も監督を務めたレオ・マッケリーなんですね。そしてオモシロいことに、実はこの映画、「聖メリーの鐘」というビング・クロスビーとイングリッド・バーグマン主演の映画の続編になるはずだったのに、先に完成・公開することになったという経緯があります。



個人的な感想としては、嫌いじゃないです。むしろ好きかも(笑)

なんというか、異色の映画なんです。観ているだけで、何か誰かに守られているような気持ちになれますし、両親の愛情を受けているような、そんな気にさえなって心が温かくなります。

主人公が、まるで人間の絆を修復するために街から街へと渡り歩く教会経営コンサルタントでもあり、また子供たちのセラピストでもあるかのような作品ですね。

オリジナリティあふれる独特なストーリーです。


監督は、レオ・マッケリー!

レオ・マッケリー、なんとこの映画の原作まで作っちゃったというからスゴイですよね。チャップリンみたいですね。本作ではアカデミー作品賞、監督賞、そして原案賞を受賞しています。

アメリカの監督で、もともとは弁護士をやっていたみたいなのですが、辞めて、結局、パラマウントに入社します。

コメディのギャグライターや、助監督、監督、製作など、多数の作品に携わりキャリアを積んで、スラップスティック・コメディ(ドタバタ喜劇)の名手となります。

その後、マルクス兄弟主演のコメディ映画「我輩はカモである」(1933)の監督や、「人生は四十二から」(1935)などを監督し、1937年、ついにケイリー・グラントとアイリーン・ダン主演のスクリューボール・コメディ映画「新婚道中記」でアカデミー監督賞を受賞します!

その後も名画「邂逅」(1939)などを監督しつつ、1944年に本作「我が道を行く」で2度目のアカデミー監督賞に輝きました!

翌1945年には、冒頭に書きました本作の続編というか実は前編にあたる映画「聖メリーの鐘」を監督。本作でも主演を組んだビング・クロスビーと連続でタッグを組みました。こちらは、イングリッド・バーグマン効果もあったのか、「我が道を往く」を凌ぐ人気で大ヒットしたそうです。

他にも、ゲイリー・クーパー主演の映画「善人サム」や、自身の映画「邂逅」のリメイク版にあたる映画「めぐり逢い」をケイリー・グラント&デボラ・カー主演で監督しています。

ちなみに、レオ・マッケリー監督自身の最高傑作は、映画「明日は来らず」(1937)だと語っていたそうです。


主演は、ビング・クロスビー

ビング・クロスビーは、アメリカの歌手・俳優で、本作でアカデミー主演男優賞を受賞しました。

ビング・クロスビーは大学を中退してプロ・ミュージシャンになり、「I Surrender, Dear」などのヒットを飛ばしソロでも人気を博し、ついには20代にしてCBSラジオで自身のラジオショー「ビング・クロスビー・ショー」を持つまでになりました。

また、映画界にも進出し、ミュージカル映画他、多数の大スターたちと数多くの作品で共演も果たしました。

特に、ボブ・ホープ、ドロシー・ラムーアと3人で主演を務めた映画 珍道中シリーズは人気を博して何作も製作されました。

そのほかにも、イングリッド・バーグマンと共演した本作の前作にあたる映画「聖メリーの鐘」、ジョーン・フォンテインと共演したビリー・ワイルダー監督の映画「皇帝円舞曲」、そして映画「ホワイト・クリスマス」では主題歌の同題曲も歌い、同ソングにおいてはビング・クロスビーが歌ったバージョンが歴代No1の人気だとされているそうです♪



ビング・クロスビーは他にもクリスマスソングを多数歌い、クリスマス・ソングの王様と謳われたそうです。



↓本作の主題歌の「Swinging on a Star(星にスイング)」も大ヒットしました。




グレース・ケリーと共演した映画「喝采」では、惜しくも受賞は逃しましたが、アカデミー主演男優賞にノミネートされ、「上流社会」ではフランク・シナトラ、グレイス・ケリー、ルイ・アームストロングらと共演。

ちなみに、セシル・B・デミル監督の映画「地上最大のショウ」には、サーカスを見に来ていた観客の1人としてカメオ出演しています(笑)


老神父役のバリー・フィッツジェラルド

バリー・フィッツジェラルドは、アイルランドの俳優さん。本作でアカデミー助演男優賞を受賞しました。

映画「我が谷は緑なりき」などで有名な監督、ジョン・フォードに招かれて渡米したそうです。

そして、映画「我が谷は緑なりき」に出演しています。さらに、同じくジョン・フォード監督、モーリン・オハラ&ジョン・ウェイン主演の映画「静かなる男」、「果てなき航路」などにも出演しています。

また他にも、ハワード・ホークス監督、キャサリン・ヘプバーン&ケイリー・グラント主演の映画「赤ちゃん教育」や、シャーリー・テンプル主演の映画「シービスケット物語」などに出演しています。


本物オペラ歌手のリーゼ・スティーヴンス

歌姫リーゼ・スティーヴンスは、なんと、本物のオペラ歌手です♪

ニューヨーク生まれのソプラノ歌手で、有名なジュリアード音楽院で学び、ウィーンに留学しています。

オペラ「カルメン」では、タイトルロールのカルメン役を主演し人気を博しました☆


オペラ以外にも、映画や舞台ミュージカルに出演し幅広く活躍!

1990年には、ケネディ・センター名誉賞を受賞しているそうです♪




脇を固めるジーン・ロックハート

友人神父役を演じたジーン・ロックハートは、カナダ出身の俳優であり、歌手、そして作家でもあるようです。多才ですね!

ブロードウェイや映画で活躍し、ジュリアード音楽院で演技について教えていたこともあるそうです。

本作の他にも、映画「ヒズ・ガール・フライデー」「群衆」「三十四丁目の奇蹟」などに出演しています。


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皆さんは、映画「或る夜の出来事」(1934:原題:It Happened One Night)をご覧になったことはありますか?

第7回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚色賞と、主要5部門すべてを受賞した映画です!

ちなみにWikipediaによると、この主要5部門すべて制覇!という偉業は、約40年後の1975年の映画「カッコーの巣の上で」まで誰も達成できなかった偉業です。

あと私が知っているのは1991年の映画「羊たちの沈黙」も主要5部門制覇しています。そのくらいかな?


感想を一言でいうと、完璧なスクリューボール・コメディです!ラブコメで、もうこれ以上の作品は後にも前にもありませんね。というのが個人的な感想です。さすがフランク・キャプラ監督!

スクリューボール・コメディというのは、テンポの良いストーリー展開と、予測のできない物語が繰り広げられるラブコメのことです。単なるボーイ・ミーツ・ガール映画ではないということですね☆



そして、なんといってもヒロインのクローデット・コルベールが完璧なんです!!

可愛い!とにかく可愛いです!強気でお転婆で天真爛漫な行動派でありながら、素直で賢く、泣き虫でもある彼女のような可愛らしい女優が他にいるでしょうか?

果たして、あの、見つめているだけで幸せになって笑みがあふれてくるような、彼女の天真爛漫さが演技力なのか、天然のものなのか、ぜひとも知りたいところです。


原作は、サミュエル・ホプキンス・アダムズという作家が書いた「夜行バス(Night Bus)」という小説です。映画化の権利をコロンビア・ピクチャーズが購入したというわけです。

映画化にあたり、フランク・キャプラとタッグを組んでいた脚本家のロバート・リスキンは、タイトルを「ある夜の出来事(It Happened One Night)」に変更されました。もう題名からしてシャレてますよね。



また、本作の主演俳優のクラーク・ゲイブルですが、こんなにコミカルなクラーク・ゲーブルを見たことがないです(笑)特にヒッチハイクするゲーブルには笑いましたね♪


そうそう、この映画はよく、映画「ローマの休日」「卒業」「シュア・シング」「エヴァンゲリオン」「カリオストロの城」、そしてバッグス・バニー(笑)などの元ネタとなったと言われています。

「ローマの休日」なんかは、フランク・キャプラとも交流のあった監督ウィリアム・ワイラーと脚本家のダルトン・トランボが本作に感銘をうけてオマージュ作品として撮ったとも言われている作品です。

あとクリント・イーストウッド監督の映画「チェンジリング」でもアンジェリーナ・ジョリー演じる女性が「今年のアカデミー賞受賞は絶対『或る夜の出来事』よ!」などと言うセリフがあったりしました。

こういうオマージュを観るたびに、キャプラ映画はアメリカの映画監督達から今なお愛されているんだなぁ〜と感銘を受けます☆まさにラブコメの元祖ですね!





たしかに、考えてみたら、新聞記者と高嶺の花的存在の恋ですし、結婚式の途中で花嫁が走り出すわ、手作りでジェリコの壁を作り、男女の一線を越えないようにする、などなどオマージュの元ネタとなるシーン満載ですね(笑)

「イスラエル側へどうぞ」というセリフと、それを聞くクローデット・コルベールの表情に思わず笑ってしまいました(笑)
ちなみにジェリコの壁というのは、キリスト教でいう旧約聖書に出てくる城壁のことで、エリコの壁とも言われます。

パレスチナあたりの、約束の地カナンにあったエリコという町の城壁の中に町人たちが住んでいたのですが、モーセの後継ぎとなったヨシュアという人物がイスラエルの民を引き連れて、エリコに侵入するため、7人の祭司が7日間、城壁の周りをグルグルまわり、角笛を吹き鳴らし続けた結果、とうとう城壁は崩れたというお話。

だから、本作「或る夜の出来事」でも、最後のシーンでジェリコの壁を崩すためにラッパを用意してくれと宿屋の人が言われたというわけですね♪

蛇足ですが、ラッパを吹き鳴らしながら消えたり現れたりするという特殊能力者が登場する日本のテレビドラマもありましたね。堤 幸彦の「SPEC」だったかな?あれもエリコの壁からとってるんじゃないかなぁ〜?

さらに余談ですが、このエリコの壁、侵入の際にエリコの城壁内に住んでいたラハブという女性がいたのですが、彼女は自分と家族の身の安全を保障してもらうかわりに、イスラエルのスパイをかくまったとされています。

そして、このラハブの息子は、やがてルツという女性と結婚。その子孫をさらに辿っていくと、その中にはダビデ、ソロモン、そしてイエスがいるんですよね。(私は特定の宗教にはどこにも所属しておりませんが、最近「図解 聖書 [世界史徹底マスター] 」を読んだばかりだったので紹介してみました:笑)



さて、話を本作「ある夜の出来事」に戻すと、まだまだこの映画の影響力のすごさを示しているエピソードが存在します。

例えば、よく映画やドラマの中で、ヒッチハイカーの女性が美脚をみせてお色気で車を停めるとか、ドーナツをコーヒーに浸して食べるなどのシーンを見ると思いますが、すべてこの映画がから始まっています。

ダンキン・ドーナツというアメリカ老舗のドーナツ屋さんの名前も、Dunk in (浸す)という意味で、実は本作「或る夜の出来事」でのセリフからきているそうです。すごい影響力!


ちなみに個人的に大好きなシーンは、結婚式で、娘の手を引いて新婦登場の際に、花嫁である自分の娘に向かって、他のお相手の元へ向かう手はずは整っていると ささやく父親が面白すぎでした(笑)

あと、ニンジンをかじりだすクローデット・コルベール。そして、道中で時が経つにつれてクラーク・ゲーブルを見つめる彼女のまなざしが変化していく様など、本当に演技がウマイ!天才ですね。

あとは、チャップリン映画でもなかなか飛び出てこないだろうと思えるくらい、アイデアに次ぐアイデア!飽きのこない斬新なストーリー展開であふれていて、しかもそれが妙に現実味を帯びているから、なおさら釘付けにさせられる。

あっと言うまの1時間45分ですよ!




さて、監督とキャストの紹介です。


監督は、巨匠フランク・キャプラ!

フランク・キャプラと言えば、ハリウッドで活躍した映画監督の中でも1位2位を争う天才監督です!
特に1930年代〜40年代のハリウッド黄金期に、チャールズ・チャップリン、ビリー・ワイルダーと並んで名作を数多く残してくれた、もう金字塔のような人ですね。

イタリアはシチリア島のぶどう農園で、7人兄弟の1人として生まれました。6才の時にアメリカのロサンゼルスへ移住し、貧しい家庭で育ったため、小さいころから新聞配達や、酒場で働くなどして家計を助けていたそうです。

あ、興味のある方は伝記「The Name Above The Title」もありますので一読してみてはいかがでしょう?残念ながら、現在のところ日本語訳バージョンはなく、英語版のみになります。

ちなみに、本作「或る夜の出来事」ではアカデミー作品賞と監督賞に輝きました!

そして、なんとアカデミー賞は、監督賞を生涯で3度も受賞しています。他の2作は「オペラハット」「我が家の楽園」本作が初めての受賞作品です!

そして、たった5年間の間に3度も受賞しています!スゴイ!!(1934、1936、1938年)

でも、残した作品から言えば、最低でも5回は受賞してないとおかしいと感じるくらいです(笑)

ちなみに主演も挙げておくと、これまたオールスターぞろいです。

・「或る夜の出来事」クラーク・ゲーブル&クローデット・コルベール
・「オペラハット」ゲイリー・クーパー&ジーン・アーサー
・「我が家の楽園」ジェイムズ・スチュワート&ドナ・リード

さらに、アカデミー賞を運営している映画芸術科学アカデミーというアカデミー協会の第7代目会長にも就任しました。

歴代の会長は、ダグラス・フェアバンクス、フランク・ロイド、ベティ・デイヴィス、グレゴリー・ペックなど、そうそうたるメンバーがいます。

代表作としては、監督賞を受賞した「或る夜の出来事」「我が家の楽園」「オペラハット」の他、後年、ベティ・デイヴィス&ピーター・フォークらをキャスティングしてセルフ・リメイクもした映画「一日だけの淑女」や、「失はれた地平線」、「スミス都へ行く」、そして永遠の名作「素晴らしき哉、人生!」などがあります。

特に、「素晴らしき哉、人生!」は、1946年に公開した際にはそこまでヒットしなかったものの、だんだんと人気が出てきて、特にアメリカでは、毎年クリスマスになると放送されるくらいの定番映画となっています。

アメリカ映画協会(AFI)が選ぶ「感動の映画ベスト100」で第1位に選ばれ、有名な映画評価サイトRotten Tomatoesが発表した「2014年版クリスマス映画ベスト25」でも第1位にランクインするなど、70年も経った現在でも不動の人気を獲得している名画です。

↓フランク・キャプラが1982年にAFI賞 生涯功労賞を受賞した際のスピーチ!85歳にして、実に快活です。「流行を追いかけるな。流行を作りだせ。自分自身を信じることが大切だ」というセリフにジーンとしますね☆最後の締めでジェイムズ・スチュワートが「素晴らしきかな人生」のラストのセリフで終わらせているのも粋ですね!





ヒロインは、クローデット・コルベール!

クローデット・コルベール、実はフランス生まれの女優さんなんですね!

主にアメリカで活躍したコメディエンヌで、本作でアカデミー主演女優賞を受賞しました!

スクリューボール・コメディが得意で、実はフランク・キャプラ監督の映画には、すでに1927年のサイレント映画「力漕一挺身」に出演して、一緒に仕事をしています!

そして、実はその「力漕一挺身」こそが、クローデット・コルベールの映画デビュー作品でした。しかし、興行成績は散々で、キャプラ監督自身も失敗作だったと認めているとか。よく、その後、再び本作「或る夜の出来事」でタッグを組みましたね(笑)

Wikipediaによると、実は「或る夜の出来事」への出演にクローデット・コルベールは最初しぶっていたようで、法外に高いギャラを要求したところ、意外にも通ってしまったので引き受けたらしいです。

クローデット・コルベールが断られると見込んでつきつけた内容としては「撮影期間は4週間で出演料は5万ドル」という要求だったそう。当時コロンビア映画の創設者にしてトップだったハリー・コーンが承諾してしまったんですね(笑)

結果として、高額なギャラとオスカー像という名誉まで掴んでしまったというわけです☆人生わからないものですね〜♪


ちなみに、本作で共演したクラーク・ゲーブルとは、「或る夜の出来事」から6年後の映画「ブーム・タウン」(1940)で再び共演を果たしています。


ほかにもセシル・B・デミル監督の映画「クレオパトラ」(1934)に主演してクレオパトラ役をセクシーな衣装で演じていたり、

エルンスト・ルビッチ監督の映画「青髭八人目の妻」(1938)に主演して、ゲイリー・クーパーと競演したりしています。

「青髭八人目の妻」は、原作がブロードウェイのミュージカル作品で、脚本にはビリー・ワイルダーが参加しています。

翌1939年では、「怒りの葡萄」や「わが谷は緑なりき」のジョン・フォード監督映画「モホークの太鼓」でヘンリー・フォンダと共演!


1942年には、映画「レディ・イヴ」で有名なプレストン・スタージェス監督の「パームビーチ・ストーリー」(結婚五年目)に主演。二枚目 西部劇スターのジョエル・マクリーと競演しています。

この映画には「若草物語」の母親役で有名なメアリー・アスターも出演しています。


そして、1946年には「若草物語」や「心の旅路」などで知られるマーヴィン・ルロイ監督の映画「恋愛超特急」で、ジョン・ウェインと共演。


また、なんと1950年の戦争映画「三人帰る(三人の帰宅)」では、千葉県出身で単身渡米してアメリカで成功した日本人俳優の早川雪洲とも共演しています。

余談ですが、早川雪洲さんて、アカデミー助演男優賞にノミネートまでされているんですね!スゴイ!!さらに、アメリカ女性の間で人気があったらしいですよ♪ワオ!


1936年には年収30万ドル(約3,000万円)を稼ぎ、最も稼いだ女優の仲間入りをしたそうです。

そーいえば、本作「或る夜の出来事」で共演したクラーク・ゲイブルはMGMの看板スターだったし、クローデット・コルベールはパラマウントに所属していた女優だったので、この2人がコロンビア映画で出演したというのは、異色のオールスター競演だったと言えますね。

そうそう、彼女がブレイクしたきっかけは映画「女は嘘つき」(1929)がヒットしたためだったそうです。この作品まだ観たことがないので、見てみたいなぁ〜!



あと、面白いのは、クローデット・コルベール、50歳前後になる1950年代には、映画への出演をほぼなくし、TVドラマや舞台に時々出演しながら、ニューヨークはマンハッタンにあるアパートと、カリブ海にある島国バルバドスに所有していた家に住んでいたそうです。亡くなったのもバルバドスですから、きっと、美しい島なんでしょうね☆

ちなみに、1958年の舞台「The Marriage Go-Round」ではトニー賞にノミネートされているし、1987年のTVドラマ「グレンヴィル家の秘密」では、ゴールデン・グローブ賞 助演女優賞を受賞しています。

私生活では、2度結婚していますが、どちらの結婚でも子供はできなかったようです。

↓フランク・キャプラがAFI賞生涯功労賞を1982年に受賞した際にお祝いのコメントを述べる晩年のクローデット・コルベール(当時79才だと思うのですが、可愛らしくて若いですね!)





そしてクラーク・ゲーブルが主演!

クラーク・ゲイブルは、本作「或る夜の出来事」でアカデミー主演男優賞に輝きました。

クラーク・ゲーブルと言えば二枚目で大人な渋さをもったハリウッドきっての俳優というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。

しかし、本作では、おちゃめで、そして若く、恋に振り回される思いやりのある男性を演じています。

彼の代表作は、何と言っても映画「風と共に去りぬ」(1939)でしょう。しかし意外にもアカデミー賞を受賞したのは、「或る夜の出来事」での主演男優賞のみとなっています。

他に有名な主演作品は、1935年の映画「戦艦バウンティ号の叛乱」、そしてグレース・ケリーと共演した「モガンボ」(1953)、などがあります。

クラーク・ゲイブルは、母親は幼い頃になしており、石油の採掘業者であった父親に育てられますが、高校中退後、16歳から働きだします。

その後、劇団に所属して、なんと23歳のときに14才も年上の劇場支配人であったジョセフィーン・ディロンという女性から金銭的な援助をうけてハリウッドへ行き、彼女と結婚します。

その後、MGMと契約したくさんの映画に出演し、またたくまに人気スターとなり「キング・オブ・ハリウッド」と呼ばれるまでになったそうです。

しかし、30歳頃に離婚。すぐに今後は17才年上のレアー・ラングハム・デイヴィスという上流階級の女性と結婚します。そんな頃、1934年に「或る夜の出来事」でアカデミー賞主演男優賞を受賞。

ちなみに、主演した「或る夜の出来事」「戦艦バウンティ号の叛乱」「風と共に去りぬ」の3作は、なんと全てアカデミー作品賞を受賞した映画作品です!

ちなみに、彼は生涯で5回も結婚しています。

一番幸福だったと言われているのが、3度目の結婚で、お相手は女優で7才年下のキャロル・ロンバードでしたが、彼女は不幸にも飛行機事故にあい、わずか3年の結婚生活でした。

そして、4番目の妻は、シルヴィア・アシュレーという上流階級の女性で、なんとサイレント時代のスーパースターであった俳優ダグラス・フェアバンクスの元妻でした。

5回目の結婚は、ケイ・ウィリアムズという元モデルで女優としています。こちらは13年も交際をした後、結婚し、生涯連れ添いました。また、クラーク・ゲーブルが亡くなった後、4ヶ月後に息子を出産しています。

ちなみに、オスカー女優のロレッタ・ヤングとの間にも娘がでいていたようです。

また、歯が悪かったため若い頃から総入れ歯をしていたというのも、結構有名ですね。

クラーク・ゲイブルは来日もしていますし、また、第二次世界大戦では陸軍航空隊に入隊しています。

最後の出演映画として有名なのが1961年の作品「荒馬と女」です。共演女優はクラーク・ゲーブルに憧れていたというマリリン・モンローで、奇しくもこの映画が2人にとっての最後の出演作となりました。ちなみに、脚本は当時マリリン・モンローと結婚していた劇作家アーサー・ミラーです。

↓映画「ナポリ湾」で共演したソフィア・ローレンと一緒にインタビューに答えるクラークゲイブル




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皆さんは、映画「我が家の楽園」(1938:原題:You Can't Take It With You)をご覧になったことはありますか?

第11回アカデミー賞で、作品賞と監督賞を受賞した映画です!

監督はフランク・キャプラ、主演はジェイムズ・スチュワート、ジーン・アーサー、そしてライオネル・バリモア。

原作は、アメリカの劇作家ジョージ・S・カウフマンとモス・ハートが書いたピュリッツァー賞受賞の同名戯曲の映画化になります。この2人は、なんと「Of Thee I Sing」でもピューリッツァー賞を受賞しています!他、「Animal Crackers」や「Strike Up the Band」などの戯曲も有名です。


さて、最初に言ってしまうと、本作「我が家の楽園」は最高です!不朽の名画中の名画で、他のアカデミー作品賞とはレベルが1段も2段も上という作品ですね。別格です。

人生で機会を見つけては、何度も見返したい、心の洗われるようなエール作品!

もう無駄なシーンが1秒もないんです!退屈の反対語にすべき映画ですよ(笑)

全てのシーンが面白く、釘付けになるような作品。知的好奇心のある方であれば、きっと楽しめる映画です☆



ちなみに、原題「You Can't Take It With You」の意味は、「どんなにお金を貯めこんでも、あの世までは持っていけないよ」という意味です。

お金のために死んだように生きるのはやめて、自分が好きだと思えることに情熱を注ぎながら毎日楽しく人間らしい生き方をしませんか?というのがテーマだからこのタイトルなんですね。

ということで、いつものごとく邦題のセンス・・・皆さんはどう思いますか?(笑)


さて作中、特に大好きな場面は、

ライオネル・バリモアが、取り立てにきた国税局員に向かって言うセリフ。

「まともな使い方をしてくれるなら税金を払うけど、とてもそうは思えない。州境税などというのができたそうだが、いったい州境に壁でもあるのかね?自作自演のごとき税金制度をでっちあげては、税金を強制するなんてバカでている」

と、言うシーンがあるのですが、ジェイムズ・スチュワート同様、観ていて吹きだしそうになりました(笑)

考えてみたら、何もルールはない世界。それでも、みんなが幸せになるためのルールを互いに尊重している、というのが世の中の素の在り方ですよね。

あとは、やはりライオネル・バリモアのセリフでイズム批判。

「最近は共産主義やら、民主主義やら、軍国主義だと言って、すぐに何か問題にぶつかるとイズムに逃げたがる。いっそイズム・マニアという題名の小説でも書いたらどうだ」

と、娘に言うシーンがあるのですが、これもキャプラらしいセリフだなと思いました。


ちなみに、チャップリンが独裁者の中のセリフで、「私は、ナントカ主義に属しているとかではなく、ただ人間を愛しているだけだ」といった旨のスピーチをしていましたが、共通するところがありますよね。


少し余談になりますが、フランク・キャプラはチャールズ・チャップリンの8歳年下ですが、生きた時代的には十分、重なっているのに、どうして二人の天才は出逢わなかったのか、もしくは親友にならなかったのか不思議でしようがありませんでした。

そこで、調べてみると・・・!ロサンゼルス・タイムズの記事によると、なんと、フランク・キャプラはチャップリンに会いに行っていたのですが、門前払いされていたみたいです!(笑)

というのは、チャップリンの親友ダグラス・フェアバンクスが1939年に亡くなった際、ダグラスはアカデミー賞を運営している団体映画芸術科学アカデミーの初代会長だったため、アカデミー賞から特別な賞を授与したいと企画。

それならと、元妻のメアリー・ピックフォードと息子のフェアバングスJrは、その賞を授与する役目を、親友だったチャップリンに頼みたいと、当時、第7代目の会長だったフランク・キャプラに依頼したんだそうです。

そこで、フランク・キャプラはカリフォルニア州ロングビーチでヨット休暇を楽しんでいたチャップリンに会いに、わざわざ3時間もかけて行ったんですが、カタリナ島のヨット置き場で、付き人なのか秘書なのかわかりませんが、ある人にチャップリンに会いたいといったら、今は誰にもジャマされたくないから会えないと断られてしまったんだそうです。

その後、団体映画芸術科学アカデミーの会長であるフランク・キャプラが会いにいていると伝えてくれと言ったのですが、やはり断られたとこのこと。フランク・キャプラはチャップリンは偉大な映画製作者ですが、人の扱いに対してはイヤな奴だったとコメントを残しています(笑)

まあ、キャプラが怒るのも当然ですよね。でも、なぜメアリー・ピックフォードが直接頼まなかったのか、ということと、この、フランク・キャプラの伝言を伝えた人は、本当にちゃんとチャップリンに伝えたんでしょうか?という疑問が湧きますよね。

チャップリンの作品を観たり、自伝などを読んでいると、とてもイヤな奴なんかではなく、むしろ博愛主義者だったと思うのですが・・・。

時期的には、自伝で読んだ限りではポーレット・ゴダードのために購入したヨットで2人で旅行していたんでしょうね。あとは、あの頃には、ちょうど「独裁者」を製作中だった頃かと思われます。

タイミングが悪かったとしか言いようがないでしょうね・・・。チャップリンだって、人間です。人と会いたくない時くらい、あるでしょう。

たまたま直接、出くわしていたら、きっと意気投合していたに違いないと思うんだけどなぁ〜・・・残念で仕方ないです。

ちなみに、日本人では萩本欽一さんが、アポなしでスイスまでチャップリンに会いに行って、やはり門前払いをくらいますが、「チャップリンは嘘つきだ!」などと大声で叫んだりして、4日間も出待ちをし、粘った結果、ようやく会ってもらい、歓迎してもらったというエピソードは有名ですね(汗)

ちなみに、三谷幸喜さんもスイスのチャップリン邸前まで行ってます。対面は叶いませんでしたが、秘書の人に似顔絵を渡したら、1ヶ月後くらいにサイン付きで返送されてきたんだそうです。

また淀川長治さんは、チャップリンが、お忍びで日本の神戸に寄港していた際に、大阪から乗船していた船まで駆けつけて40分くらいでしたっけ?2人きりで話ができたと語っていますよね。

きっと世界中からこういった人たちが、たびたび押しかけてきていたことでしょう。チャップリンも大変です。。


話しが大きくそれましたが、本作「我が家の楽園」に戻すと、

まだまだ好きなシーンはたくさんあるのですが、特に印象的だったセリフに、やはりライオネル・バリモアが、「サラリーマンとして馬車馬のように働くのをやめてからは、友達がたくさんできて、春が来たことにも気付けるような人間になれたよ」というのがあります。

そうそう、あと本作の中で、嫌な仕事をさせられ、こき使われているため神経が参っていて、ストレスから目が痙攣してしまっているビジネスマンが登場します。

そして実は、2000年の「キッド」というディズニー映画で忙しく働くために人間的に最低な生活を送っていた主人公をブルース・ウィリスが演じており、その主人公も目が痙攣しているんですよ(笑)これは、きっと本作のオマージュですね♪

最後に、やはりライオネル・バリモアのセリフに「現代は恐怖に支配されている。みんな何かにおびえながら暮らしている。お金にさえも恐怖している」というようなのがあるのですが、昔から世界は何にも変わってないということですね。。なんて思ったりして・・・いやはや、深い映画です。


監督は、フランク・キャプラ!

フランク・キャプラと言えば、ハリウッドで活躍した映画監督の中でも1位2位を争う天才監督です!
特に1930年代〜40年代のハリウッド黄金期に、チャールズ・チャップリン、ビリー・ワイルダーと並んで名作を数多く残してくれた、もう金字塔のような人ですね。

イタリアはシチリア島のぶどう農園で、7人兄弟の1人として生まれました。6才の時にアメリカのロサンゼルスへ移住し、貧しい家庭で育ったため、小さいころから新聞配達や、酒場で働くなどして家計を助けていたそうです。

あ、興味のある方は伝記「The Name Above The Title」もありますので一読してみてはいかがでしょう?残念ながら、現在のところ日本語訳バージョンはなく、英語版のみになります。

ちなみに、本作「我が家の楽園」ではアカデミー作品賞と監督賞に輝きました!

そして、なんとアカデミー賞は、監督賞を生涯で3度も受賞しています。本作が3度目の受賞作品です!しかも、たった5年間の間に、3度も受賞しているからスゴイ!(1934、1936、1938年)

でも、残した作品から言えば、最低でも5回は受賞してないとおかしいと感じるくらいです(笑)

さらに、アカデミー賞を運営している映画芸術科学アカデミーというアカデミー協会の第7代目会長にも就任しました。歴代の会長は、ダグラス・フェアバンクス、フランク・ロイド、ベティ・デイヴィス、グレゴリー・ペックなど、そうそうたるメンバーがいます。

代表作としては、監督賞を受賞した「或る夜の出来事」「オペラハット」の他、後年、ベティ・デイヴィス&ピーター・フォークらをキャスティングしてセルフ・リメイクもした映画「一日だけの淑女」や、「失はれた地平線」、本作でもタッグを組んだジェイムズ・スチュワートとジーン・アーサー主演の「スミス都へ行く」、そしてこちらもジェイムズ・スチュワートとライオネル・バリモア出演の「素晴らしき哉、人生!」などがあります。

特に、「素晴らしき哉、人生!」は、1946年に公開した際にはそこまでヒットしなかったものの、だんだんと人気が出てきて、特にアメリカでは、毎年クリスマスになると放送されるくらいの定番映画となっています。

アメリカ映画協会(AFI)が選ぶ「感動の映画ベスト100」で第1位に選ばれ、有名な映画評価サイトRotten Tomatoesが発表した「2014年版クリスマス映画ベスト25」でも第1位にランクインするなど、70年も経った現在でも不動の人気を獲得している名画です。

ちなみ、本作ではジェイムズ・スチュワートにとって婚約者のお父さん役だったライオネル・バリモアが、「素晴らしき哉、人生!」では宿敵のライバル富豪として登場しますよ。

キャストは、

まずは、ライオネル・バリモア

ライオネル・バリモアは、映画女優ドリュー・バリモアの、おじいさんの兄にあたるので、大伯父ということになりますね。

バリモア兄弟として有名な弟のジョン・バリモアも俳優で、よく共演しています。

ライオネル・バリモアは、フランク・キャプラ監督の映画「素晴らしき哉、人生!」で悪役の富豪ヘンリー・ポッター役のイメージが結構強い人もいるんじゃないでしょうか?

若いころにはD・W・グリフィス監督のもとで脚本を書いていたこともあるそうです。その後、舞台へ進出して俳優として成功していきます。

その後、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)と長期契約を結んで、俳優としてさまざまな映画に出演すると同時に、映画監督としてもキャリアを積んでいきます。

代表作としては他にも、やはりフランク・キャプラ監督映画の他には、ジョージ・キューカー監督の映画「晩餐八時」「椿姫」などがあり、1931年の映画「自由の魂」ではアカデミー主演男優賞を受賞しています。


そして、ジェームズ・スチュアート!

ジェイムズ・スチュワートは、アメリカの良心と言われた人気俳優です。本当に良い人の役が多く、愛すべき好人物というイメージの俳優さんですね。なんと身長は191cmです。

大学は、なんとアイビーリーグの1校である名門プリンストン大学で、建築学と都市工学を専攻したそうです。日本でいうなら早慶レベルですね。

卒業後にヘンリー・フォンダなどが所属していた劇団に所属。その後ハリウッドへ渡り、映画出演。ヘンリー・フォンダとはその後も生涯の親友として親交していました。

大ブレイクのきっかけは、なんとフランク・キャプラ監督が目をつけ、本作と翌1939年の同じくフランク・キャプラ監督映画「スミス都へ行く」に主演させたことでスターとして人気が出ました。

その後、1940年の映画「フィラデルフィア物語」でキャサリン・ヘプバーンアカデミー主演男優賞を受賞!

さらに、ヒッチコック映画でも「ロープ」「裏窓」「知りすぎていた男」「めまい」の計4作で主演を務めました。

Wikipediaによると第二次世界大戦では、空軍パイロットとして大活躍したようで、ハリウッドの俳優としては最高位の最終的に少将まで昇格したそうです。

ただし、戦後は「戦争を見てきた人間が、戦争映画に出たいと思いますか?」と言って、戦争映画への出演は断り、ヒューマン・コメディなどの作品に出演したそうです。

そんな折に、フランク・キャプラ監督の名作「素晴らしき哉、人生!」に主演します。

また、セシル・B・デミル監督の「地上最大のショウ」(1952)や、ビリー・ワイルダー監督の「翼よ! あれが巴里の灯だ」(1957)などにも出演、加えて西部劇にも挑戦するなど、勢力的に活躍し続けました。

私生活では、意外にも41歳で結婚と晩婚でした。お相手は元モデルのグロリア・マクリーンという女性で、グロリアは2度目の結婚で、1人目の夫は米大手新聞ワシントン・ポストのオーナーです。

子供はグロリアの連れ子の男子2人を養子にとり、ジェイムズとグロリアの間に新たに女の子が2人誕生しました。浮気やスキャンダルもなく、生涯離婚しなかったハリウッドでは、めずらしいタイプの俳優だったそうです。来日もしています。意外にも?共和党支持なんですよねー。赤狩りの際には体制側を支持し、そのために親友のヘンリー・フォンダと大喧嘩したとか(笑)


極めつけの、ジーン・アーサー!

ジーン・アーサーは、僕の大好きな女優さんの一人でもあります♪

ニューヨーク生まれの女優さんで、モデルをやっていたところを20世紀FOXに見出されて映画界へ。しかしなかなか売れずに、一度、舞台で活動の場を移し演技力を磨いて、再び映画界へ戻ってきたとのことです。

意外にも売れ始めたのは、30才を越えてからだったようです。

ブレイクのきっかけとなった映画で、同時に代表作なのは、やはり本作の監督でもあるフランク・キャプラ監督の映画です!

なんとフランク・キャプラの監督映画で3本もヒロイン役を演じました!本作と、「オペラハット」と、そして「スミス都へ行く」です!

特に「スミス都へ行く」でのジーン・アーサーは綺麗でしたね〜☆

そのほか、ブロードウェイの「ピーター・パン」(1950)や、最後の映画出演となった「シェーン」などに出演。1943年の主演映画「The More the Merrier」では、アカデミー主演女優賞にもノミネートされた経験があります。

ちなみに、1966年にはCBSで自身が主演のTVドラマ「The Jean Arthur Show」も製作されました。残念ながらこちらは12エピソードのみの放送で打ち切りとなりましたが、見てみたいですね!Wikipediaでポスターを見ましたが、66歳前後のはずなのにメチャクチャ若くみえますよ!

ほか、TVドラマでは「ガンスモーク」という1955年から1975年まで実に20年間も続き、なんと全20シーズンも放送したという超ロングランを記録した西部劇ドラマに1度だけゲスト出演しています。

プライベートでは28歳の年に写真家の男性と結婚していますが、なんと次の日には婚姻取り消しをしています(笑)何があったのでしょうか?その後、32歳の年に映画プロデューサーの男性と結婚しますが、49年に離婚しています。子供な持たなかったようです。

ジーン・アーサーは、あまり私生活を話すタイプではなく、グレタ・ガルボのようにミステリアスな女優と称されています。


エドワード・アーノルド
大銀行の頭取役を演じたのは、エドワード・アーノルドというアメリカの俳優です。

舞台や映画に出演し、特に映画では150本以上もの作品に出演するなど精力的に活動した俳優さんです。

フランク・キャプラ監督の映画には計3作出演していて、本作のほかには「群集」でゲイリー・クーパーと共演、そして映画「スミス都へ行く」では悪徳経営者として出演しジェイムズ・スチュワートと共演しています。

ジェームズ・スチュワートは、本作「我が家の楽園」で味方だった2人(ライオネルとエドワード)と、「スミス都へ行く」と「素晴らしき哉、人生!」では、それぞれ対決している訳ですね(笑)

1954年には後に映画化もされた有名なTVドラマ「十二人の怒れる男」にも出演しました。


あなたなら映画「我が家の楽園」を観て、どんな感想を持ちますか?





録画すれば退会後も見れるから結局、動画配信よりお得!


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皆さんは、映画「グランド・ホテル」(1932:原題:Grand Hotel)をご覧になったことはありますか?

第5回アカデミー賞で作品賞を受賞した映画です!

メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)のオールスター・キャスト映画で、ジョン・バリモアやグレタ・ガルボ、ジョーン・クロフォード、ライオネル・バリモアなど、当時のスターが勢ぞろいしています。

さまざまな登場人物が織り成す物語が交差して1本の映画になっている、この映画のような群像劇形式は<グランド・ホテル形式>と呼ばれ、さまざまな後世の作品に影響を与えています。



原作はオーストリアの作家、ヴィッキイ・バウムの小説「ホテルの人びと」です。なんと、この小説を書くためにベルリンのホテルで実際にメイドとして6週間も働いたんだそうです。


監督は、エドマンド・グールディング。

エドマンド・グールディングは、イギリスの映画監督で、グレタ・ガルボ主演の映画「アンナ・カレニナ」やベティ・デイヴィス主演の「愛の勝利」などが代表作としてあります。


ではメインキャストをご紹介!

ジョン・バリモア

ジョン・バリモアは、ドリュー・バリモアのおじいさんにあたるアメリカの俳優ですね。3番目の妻との間に生まれた娘がドリュー・バリモアです。

若い頃はブロードウェイでシェイクスピアなどを演じ人気スターとなり、30代にはMGMへ移籍して映画界で活躍しました。

1922年のサイレント映画「シャーロック・ホームズ」では、ホームズを演じ、1932年の映画「アルセーヌ・ルパン」ではルパン1世を演じています。

そのほかジョージ・キューカー監督映画「晩餐八時」やハワード・ホークス監督映画「特急二十世紀」などにも出演。バリモア三兄弟の1人としても、イケメン俳優としても絶大な人気を誇りました。

ちなみに本作でのジョン・バリモアが演じた男爵役ですが、どこかチャップリンに物腰が似てません?(笑)特に「殺人狂時代」のチャップリンにそっくりな気がして面白い♪

それにして本作では、弟のジョン・バリモアと、兄のライオネル・バリモアが共演しているのですが、実際には4才しか差がないとは思えない役作りですよね。

兄の演じた役はもっともっと老けて見えるし、弟ジョン・バリモアの役は当時50才なのですが、なんとも若々しい!


ライオネル・バリモア

本作で共演している弟ジョン・バリモアの4才年上の兄になります。兄弟共演している映画も結構多いです。ドリュー・バリモアにとっては、おじいさんの兄にあたるので、大伯父ということになりますね。

ライオネル・バリモアは、フランク・キャプラ監督の映画「素晴らしき哉、人生!」で悪役の富豪ヘンリー・ポッター役のイメージが結構強い人もいるんじゃないでしょうか?

若いころにはD・W・グリフィス監督のもとで脚本を書いていたこともあるそうです。その後、舞台へ進出して俳優として成功していきます。

その後、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)と長期契約を結んで、俳優としてさまざまな映画に出演すると同時に、映画監督としてもキャリアを積んでいきます。

代表作としては他にも、やはりフランク・キャプラ監督の映画「我が家の楽園」や、ジョージ・キューカー監督の映画「晩餐八時」「椿姫」などがあり、1931年の映画「自由の魂」ではアカデミー主演男優賞を受賞しています。


グレタ・ガルボ

本作で、有名なバレリイナ役を演じていた女優はグレタ・ガルボです。

グレタ・ガルボは、スウェーデンのストックホルムで生まれた女優です。晩年はアメリカ国籍を取得してニューヨークに住んでいました。

代表作には、本作のほかに「肉体と悪魔」「アンナ・カレニナ」「椿姫」そして、 エルンスト・ルビッチ監督の映画「ニノチカ」などがあります。

知的で、それでいて温かみのある不思議な雰囲気の美女ですよね!

1人でいることや、あまりマスコミの前に姿を現さなかったこと、そして生涯独身だったことも重なりミステリアスな噂もたくさんあるようです。

なんと、弱冠35歳にして映画界から完全に引退して、隠遁生活を送っていたというから驚きです。ちなみに、本作「グランド・ホテル」出演時は27歳ころですね。

今でも伝説のハリウッド女優として、トップ5には入る人気女優です。引退後にアカデミー名誉賞を受賞しました。

また、ユーミンこと松任谷由実は、作曲家としてのペンネームにグレタ・ガルボの名前をもじった「呉田軽穂」(くれた かるほ)を使用しているのは有名ですね。


ジョーン・クロフォード

ジョーン・クロフォードは、アメリカ出身の女優で、劇団女優から、ブロードウェイのコーラスガールを経て、MGMと契約して映画界へ進出しました。

本作では、ものすごく魅力的で綺麗だったなぁ〜と個人的には思いました♪おちゃめで可愛らしく、そして美しい。まさにヒロイン役といえるでしょう。当時、27才頃のクロフォードです。

ちなみに、生涯で結婚は4回していますが、最初の結婚はチャップリンの親友としても有名だったダグラス・フェアバンクスの息子、ダグラス・フェアバンクス・ジュニアと1929年〜1933年までしていました。

そして、2度目の結婚は、映画「戦艦バウンティ号の叛乱」(1935)で知られる俳優フランチョット・トーンとしていました。

4人目の夫は、なんとペプシで有名なペプシコ社の社長です!そのため、長期間に渡って同社役員として籍をおいていたそうです。

この社長とは死別で、その後、晩年は長く独身だったみたい。

また、養子を合計5人とっており、1人は生みの親のもとに戻っていていますが、残り4人のうち2人(男女)とは不仲だったようで、遺産相続権を取り消しています。

また逆に娘の方からは暴露本を出版されています。

キャリアとしては、映画「ミルドレッド・ピアース」(1945)でアカデミー主演女優賞を受賞しています。

その他、映画「大砂塵」や「何がジェーンに起ったか?」などへの出演が有名ですね。

ちなみに、「何がジェーンに起こったか?」で共演したベティ・デイヴィスとは生涯ライバルであり、不仲だったことはあまりに有名です。

お互い悪口を公言し合っていたようですね。

「何がジェーンに起こったか?」では、ベティ・デイヴィスが主演女優賞にノミネートされたのですが、ジョーン・クロフォードはベティが受賞しないように反対運動まで起こしています(汗)

ただし「何がジェーンに起こったか?」共演中は、二人ともプロの女優として完璧にそれぞれの役をこなしていたのだとか・・・余計怖いんですけど(笑)

2017年には2人の不仲を題材にした連続TVドラマ「フュード/確執 ベティ vs ジョーン」が放送されています。

この頃の女優の裏話は本当にコワイ(笑)


ウォーレス・ビアリー

ウォーレス・ビアリーは、アメリカの俳優で、1931年の映画「チャンプ」でアカデミー主演男優賞を受賞しています。

なんと、16歳の時にサーカスのゾウ使いのアシスタントとして働き始め、その後、ブロードウェイ、映画界へと活躍の場を移していきました。

ビリー・ワイルダー監督映画「サンセット大通り」で主演を務めた女優グロリア・スワンソンと1916年に結婚しましたが、数年で離婚しています。

またWikipediaによると、1917年には来日して東洋フィルム会社(後の大正活映)に所属していたこともあったようです。サイレント時代ですね。日本のサイレント映画にも「弥次喜多従軍記」など結構な数の作品に出演しています。

その後、トーキー時代が到来するとアメリカのMGMに所属し、本作をはじめ「ビッグ・ハウス」「チャンプ」「晩餐八時」などに出演しました。


レオ・ホワイト

本作ではホテルのポーター役だったレオ・ホワイトは、ポーランド出身の俳優で、エッサネイ社にチャップリンが所属していた時代にチャップリン映画に何本も出演しています。

また、チャップリンの後年の長編映画「独裁者」にも出演しています。

さらに、映画「カサブランカ」ではウェーター役を演じて出演しています。


本作「グランド・ホテル」は正直個人的にはあまり好きな映画ではないのですが、ミステリアスな作品で、どんなに追い込まれた状況でも希望を見出すことの大切さを感じさせてくれる映画ですね。

どこか投げやりなキャスト達や、ちょっと哀しい物語ではありますが、権力者批判や社会風刺なども効いています。

なにより、1本の映画の中でオールスター・キャスト達が様々な人生を演じ、それぞれが交差するという構成を発明したとなると、それだけで、たしかにアカデミー作品賞受賞の価値はあるかもしれませんね。


あなたなら映画「グランド・ホテル」を観て、どんな感想を持ちますか?





録画すれば退会後も見れるから結局、動画配信よりお得!


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